システムエンジニアの仕事術 明日から使える4つの技術【現役SEが語る】

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システム開発

システムエンジニアとして約10年仕事してきた身として、明日から使えるシステムエンジニアの仕事術をリアルに書き連ねていきたいと思います。

新人SE、若手SEにとって、きっと役に立てれば嬉しいです。

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この記事を読んだら分かること

システムエンジニアとして活躍するために必要な仕事術がわかる!

仕事のスキル本は数多くありますが、その中でもシステムエンジニアに特化した内容をお届けしたいと思います。

結論

今回紹介する仕事術は次の4つです。

システムエンジニアは、時にプログラミング、時に設計書作成、時に要員管理、時にプロジェクトマネジメント、時に顧客折衝と仕事の幅は非常に多岐に渡ります。

そのどの瞬間においても役立つ内容を厳選しました。

①書いて表現する

②目的と結論を整理する

③期限と根拠を伝える

④INとOUTを意識する

システムエンジニアの仕事術① 書いて表現する

システムエンジニアは打合せをすることが多いです。

顧客との要件定義、設計書説明、プロジェクトメンバーへの仕様説明、上司へのプロジェクト状況の報告などなど、挙げたらキリがありません。

こうした打合せにて、度々、議論が空中戦となることがあります。

手で触ることができないシステムを開発していること、業務系SEであれば抽象度の高い事柄を具体的な処理に落とし込みしていくことを生業としていることから、どうしてもプロジェクトメンバーの認識が少しずつずれてしまうことがあります。

こうした事態に陥られないようにするために、とにかく書いて表現することが重要です。

パワーポイントでビジュアル化しても良いですし、メモ帳に言葉で書いても良いですし、とにかく目で見て分かる状態にすること、可視化することが重要です。

システムエンジニアの仕事術② 目的と結論を整理する

前述した通り、システムエンジニアはその1日を打合せで過ごすことが多いです。そのため、如何にその打合せで成果を出せるか、プロジェクトを前に進める動きができるかどうかが、システムエンジニアの評価を決めるといっても過言ではありません。

その打合せで成果を出すために必要なことが、打合せの目的と結論を整理することです。

どうしても、打合せが続くと、何のための打合せなのか、結局何をしなければいけないのか、何が決まったのか分からなくなります。

それは、プロジェクトメンバーに仕事を依頼する時にも言えます。システムエンジニアとして、メンバーに作業依頼をする時に、結局何をしてほしいのか、色々説明した結果、焦点がぶれてしまうことが多々あります。

そのため、打合せは結論で始まり、結論で終わることを意識することで、生産性が爆上がりすること間違いありません。何を決める、何を依頼する打合せなのか、打合せした結果、次に執るべき行動は何か、やるべき作業は何かを整理することで、一歩抜きんでた仕事をすることができるようになります。

システムエンジニアの仕事術③ 期限と根拠を伝える

システムエンジニアは様々な関係者と仕事することが求められます。その中で、一人で仕事はせず、顧客やメンバーなどに仕事を依頼する機会が多いです。

その際、必ず期限と根拠を伝えましょう。

プロジェクトマネジメントの観点として、デリバリー、つまり納期があります。つまり、プロジェクトは必ず何かの期限に迫られているということです。ダラダラやって良い仕事はありません。

そのため、自分が依頼した仕事をいつまでに実施してほしいのか、自ら意思を持って伝えることが重要です。

しかし、単に期限をいうだけではいけません。こちらの都合で来週まで!と言っても、相手にも事情があります。そのため、なぜ、来週までにやってほしいのか、その理由を添えることが大切です。

例えば、顧客側で決めた内容をもとに、システムエンジニアが後続の作業をする場合、月末までに完了させなければいけない中で、システムエンジニアの作業は10日かかる予定、であれば、20日までには顧客側からの返答をもらわなければいけない、といった具合です。

期限と根拠を伝えることで、周囲を巻き込んでの円滑な仕事が成立します。

システムエンジニアの仕事術④ INとOUTを意識する

最後はややテクニカルな内容です。

システム開発、改修をしていて、よくあることとして、システムの画面項目を追加するということがあるかと思います。この時、経験の浅いシステムエンジニアは、そのまま画面項目を追加して終わりになってしまいます。

しかし、大事なのはここからです。

画面項目を追加したということは、それを使って何か業務をしたいということです。

そのため、帳票や一覧系の画面にもその項目を出す必要があるのか確認していきます。

帳票や一覧系の画面に項目を出す、出さないだけではなく、他の項目との影響を確認したり、改修が必要にならないかを確認したりしていきます。

言い変えば、これも目的と結論、スタートとゴールを意識することにも通じるものがあります。

システムエンジニアは、片方一辺倒の思考ではなく、常に両面からのアプローチが欠かせません。

最後に

いかがでしたでしょうか。

システムエンジニアとして仕事していくうえでの参考になれば嬉しいです。

仕事術ということでややテクニカルなこともお話してきましたが、最後に一番重要なことは「健康であること」だと思います。システムエンジニアは病みやすいとよく言われます。事実そうだと思います。

だからこそ、健康に過ごし、心身共に良好な状態であればそだけできっと上位のシステムエンジニアになれること間違いありません。

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