【体験談】炎上プロジェクトから逃げる唯一の方法

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当にいま炎上プロジェクトに入っている人に向けて、炎上プロジェクトから逃げ出す唯一の方法を私の体験談と共にお伝えします。

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炎上プロジェクトから逃げてよいか

そもそも、炎上プロジェクトから逃げても良いのか、すごく迷っていると思います。

「周囲からどう思われるだろうか」「この仕事はどうなってしまうのか」「逃げるとしても誰に引き継ぐのか」「ここで投げ出したことを後から自分自身も後悔しないか」などなど、私も実際に炎上プロジェクトで仕事していた時、逃げ出したいと思いつつも、ずっと悩んでいました。

そのため、炎上プロジェクトから逃げるというのは口でいうのは簡単ですが、そこに至るまでの決断というのも非常に大変なものがあり、不安があるのもよくわかります。

しかし、炎上プロジェクトからは逃げて良いです。

大事なことなのでもう一度言います。炎上プロジェクトからは逃げて良いです。

例えば、自分が炎上プロジェクトを起こした張本人だったとしてもです。

炎上プロジェクトは本当に体力的にも精神的にも非常に過酷です。そうした労働環境で仕事していても、心身が削られていき、最悪の場合、再起不能に至ってしまいます。私の周りでも何人も、炎上プロジェクトにこき使われ、休職、退職に追いやられた人たちを見てきました。

人生は仕事だけではありません。仕事は人生の一部です。たかが仕事に人生を棒に振るようなことがあってはいけません。

なので、本当にきつかったら逃げ出して良いです。

炎上プロジェクトから逃げる方法

では、炎上プロジェクトから逃げ出すにはどうしたらよいでしょうか?

実際に私の体験談と共にお伝えしたいと思いますので、1つの参考に、皆さんが炎上プロジェクトから逃げ出す際の参考になれば幸いです。

炎上プロジェクトから逃げる唯一の方法は、体調不良を申し出るです。

これしかありません。

産業医面談を申し込む

体調に異変を感じたら、まずは産業医面談を申し出てます。労働安全衛生法に基づいて、常時50人以上の労働者を使用する事業場には産業医の選任が義務付けられています。そのため、多くの職場に産業医がいると思います。

もしくは、産業医の前に、職場カウンセラーなどがいれば、そこに相談してみるのも良いです。

ポイントは、上司に声を上げるのではなく、産業医など第三者機関に声を届けることです。

プロジェクト内の上司やプロジェクトマネージャーに体調不良を伝えても、なかなか事態は前に進みません。プロジェクトの当事者たちも自分達のことで精一杯ですし、もし本当にあなたの申し出てに沿ってプロジェクトが離任することになっても、後任の調整や要員の見直し、計画の修正などが伴うため、プロジェクトの当事者からは「休んでよいよ」とはなかなか言われることはなく、逃げるまでに時間がかかってしまいます。

そのため、産業医やカウンセラーなど、第三者機関に伝えることが重要です。

何も変わらないかもしれませんが、まずは声を上げることをしてみてください。

精神科・心療内科を受診する

続いて、心療内科を受診してください。

わかります。ハードルが高いように感じてると思います。私もそうでした。

精神科・心療内科と聞くと、なんというか、”普通”じゃない人がいくところ、精神科に罹ったらお終いというような漠然とした不安、行くところまで来てしまったという焦りなどがありました。

しかし、行ってしまえば、そんなもんかという感覚です。

はじめて心療内科に行った日はいまでも覚えています。食事が取れていないこと、仕事中に吐いたこと、夜寝付けないことなどを赤裸々に話しました。もちろん、弱い自分を見せるのは勇気が要ることでしたが、通ってしまえば、そんなもんか、という感覚でした。

実際私も、抑うつ状態と診断を受け、診断書と薬をもらいました。

なぜか、こうした診断がされると、気持ちが楽になったのを覚えています。

プロジェクトから逃げ出すためには、少しオーバーに表現してもよいと思います。そして、仕事を休みたいという意思を伝えれば、おそらく、医者から診断書を書いてもらうことができると思います。

もし、診断書がでなくても、病院に通ったという事実があなたを楽にし、そして、プロジェクトから逃げる大きな武器になります。

上司と面談する

病院にかかり、診断書をもらったら、あとはその事実をもって上司に面談を申し込みます。

精神科に罹ったこと、鬱状態であること、そしてプロジェクトから離任したいことを思い切って上司に伝えてください。

管理職というのは、部下の健康管理義務があります。したがって、こうした状態をそのままにしておくわけにはいきません。

必ず、あなたを休ませるように動いてくれるとうになります。

後任へ引継ぎ

面談の後は、遅くても2週間、だいたい1週間くらいで離任できると思います。

しかし、その間に後任への引継ぎは必要です。

後任となる人には申し訳ないですが、後任の担当者は何も悪くないですが、申し訳ないという気持ちと共に、仕事は仕事として割り切って引継ぎをしてください。

といっても、引継ぎを一生懸命しなくても大丈夫です。

あなたがプロジェクトから抜けても、次の日から何事もなく、プロジェクトは進みます。会社、組織というのはそんなものです。

したがって、全部引き継がなきゃいけないと気負わずに、最低限のことだけを引き継ぎ、後は、後任者への感謝の気持ちを持っていれば十分です。

心身を壊す前に自分を守る行動を

繰り返しになりますが、炎上プロジェクトからは逃げてよいです。

プロジェクトから逃げること、離任すること自体、非常に大変だと思いますし、色々な葛藤があることもよくわかります。

しかし、それでも心身を壊す前に自分を守ってください。

この記事を読んでいるあなたはその時点で相当追い込まれているのかなとも推測できます。

私も過去の自分には、もっと早く炎上プロジェクトからは逃げてよいと伝えてあげたいと思っています。

皆さんが一日でも早く人間らしい生活が送れるようになれればと願っています。

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