AWS CLF試験対策として、AWSに移行する目的をまとめます。
AWS試験で謳われている移行の目的は次の8つです。
メリット8つ
規模の経済
規模の経済メリット、つまり大量に使用されることでコストが低くなることによるコストの削減が実現できる。
オンプレで自社サーバを構築するのではこのような規模の経済を利かせることはできない。
無駄のないコスト管理
AWSは従量課金制である。
そのため、使用しない時はサービス(AWSではリソースという)は終了もしくは停止しておくことで、無駄なコストを発生させることがない。
TCOの削減
自動化やAWSが提供しているマネージドサービスを使用することで、運用も含めた全体最適でのコストの削減ができる。
TCOとは、総所有コスト、Total Cost of Qwnershipのこと。
組織の俊敏性向上
AWSのサービスを利用することで、システム開発のスピードを上げることができる。
組織として、ITサービスに迅速に対応できることは、競争が激化し、迅速な対応が求められる昨今においては重要事項。
最新技術を利用できる
AIやIoTなど新しい技術についても、使いやすい方法でAWSが標準サービスを提供している。そのため、最新技術にも追随しやすい。
キャパシティの拡大
ストレージやコンピューティングの大量なリソースを使用することができる。
オンプレで自社だけでサーバ構築、インフラ環境を整備するのでは限界がある。
DC,HW,SWの契約終了による移行
データセンター、ハードウェア、ソフトウェアの契約終了による移行が可能。
災害対策のサイトとして使用
災害があった際に、AWSを災害対策先のサイトとして使用することができる。
そのため、オンプレで構築する場合であっても、強い味方になり得る。
まとめ
以上、AWS CLF試験で挙げられているAWSへ移行するメリット、目的を列挙しました。
何かの参考になれば嬉しいです。
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