AWS CLFに向けて勉強した内容をアウトプットしておきます。
CAFとは？
AWSを使い始めるときの組織全体のためのガイダンス。
CAF＝Cloud Adoption Framework、クラウド導入フレームワーク。
Adoptionとは、「可決」。あるものを受け入れることや採用すること。
要するに、こういう観点に対して、組織の中のこういう人たちが、どういうことを考えながら、AWSの導入を進めると、うまくいくよ、という考え方をAWSがまとめたもの。
公式サイトは以下。
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CAFでは次の６つのパースペクティブ（観点）に分けて、整理されている。
それぞれビジネス領域と、エンジニア領域に分けることができる。
・ビジネス
・人材
・ガバナンス
・プラットフォーム
・セキュリティ
・オペレーション
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CAF：ビジネスサイドのパースペクティブ
ビジネス観点
クラウドへの投資によってDXやビジネス拡大を支援する。
・誰の観点？
CEOやCOO、CTOなど経営者。
・どういう観点？
クラウドを活用した戦略がそのままビジネス戦略になると理解して、考えましょう。
人材
人材がテクノロジーとビジネスの架け橋となり、クラウドの浸透を加速する。文化、組織、リーダーシップに焦点を当てながら継続的な成長と学習を行い、変化に強い組織文化を築く。
・誰の観点？
人事部門、部門のマネージャーやリーダなど、人事、人材に関連する人。
・どういう観点？
クラウド好きを育成する環境になるようにし、クラウドスキルを活かして変換を推進できる人がリーダーシップを発揮できるように、考えましょう。
ガバナンス
組織の利益最大化を目指し、DXに関連するリスクを最小限にしながらクラウドの仕組みを浸透させコントロールする。
・誰の観点？
リスク管理責任者。
・どういう観点？
クラウドによるIT技術を活用して、リスクを最小限に抑えるような管理になるように、考えましょう。
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CAF：エンジニアサイドのパースペクティブ
プラットフォーム
企業規模のスケーラブルでハイブリットなプラットフォームを構築し、既存のワークロードを近代化し、新しいクラウドネイティブソリューションを構築する。
・誰の観点？
CTO、ソリューションアーキテクト、エンジニア
・どういう観点？
迅速、安全に繰り返しができる開発と運用方法になるように、それらを活かせるように、考えましょう。
セキュリティ
データやクラウドワークロードの機密性、完全性、可用性の実現を支援する。
・誰の観点？
CISO（セキュリティ責任者）、監査担当、セキュリティアーキテクト、エンジニア
・どういう観点？
セキュリティを確保するために、可視性、追跡可能性、制御性、機密性、可用性が確保されるように、考えましょう。
オペレーション
クラウドサービスがユーザーのビジネス要求を満たすレベルで提供され続けるように支援する。
・誰の観点？
インフラ担当、サービスマネージャー
・どういう観点？
運用の自動化と最適化を行うことで、提供するシステム/サービスの信頼性が高まるように、考えましょう。
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まとめ
以上、CAFについての整理でした。
何かの参考になれば嬉しいです。
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