AWSで提供されているサービスをすべて覚えることはできないし、すべてのサービスを触ってみることも時間的にも不可能、、しかし、試験に受かるためにはざっくりでも聞きなれないサービス名も、名前を聞いたらなんとなく思い出せるレベルである必要があると思ったので、一覧でまとめます。
実務の観点からも、あーそんなサービス聞いたことあるなと、頭の片隅で引っかかる状態にしておけば、打合せで恥をさらすこともなく、抵抗感なくAWSと付き合っていけるのではないかと思ってます。
ということで、一気にまとまめてます。
調べるにあたって参考にさせていただいたサイトなどのリンクも掲載しておきます。
※正しいサービスの理解については公式ドキュメント等をご覧ください。
サービス一覧
移行サービス
Migration Hub
移行に関する情報を可視化してくれるダッシュボード機能。
Application Discovery Service
オンプレサーバーの情報を収集してくれる機能。オンプレサーバーにインストールするエージェントプログラムから情報収集。サーバーの設定情報や利用状況を抽出して、サーバーの依存関係のマッピングしてくれる。移行計画の準備を支援してくれる。
CPUやメモリの性能情報、ネットワーク接続情報などを収集してくれる。
取集した情報はMigration Hubに送信された確認ができる。
Application Migration Service(AWS MGN)
オンプレサーバの構成をそのまま移行するのを助けてくれるサービス。
エージェントがオンプレサーバーをEBSスナップショットに変換。AWSで利用できるように変換してくれる。EBSスナップショットはAMIとして登録され、そのAMIを使ってEC2インスタンスを起動できる。
オンプレサーバーをOSごと移行する。
Database Migration Service(AWS DMS)
データベースの構成をそのまま移行することをサポートしてくれる。
DMSインスタンスとオンプレのデータベースを接続することで、データ移行する。OracleからMySQLなど、異なるデータベースエンジンにも移行できる。
Schema Conversion Tool(SCT)
DMSの付属サービス。
異なるデータベースエンジンに移行する際に、テーブル定義などスキーマを変換して、移行することをサポートする。
Snow ファミリー
移行前のデータセンターから、AWSに対してデータ移行する際、大規模データを移行するために利用する移行サービス。
物理的な機械が貸し出され、その機械にデータを移し、AWSに返却することで、S3にアップロードしてくれる。
AWS Snowファミリーのそれぞれ使用可能ストレージは次の通り。
Snowcone | 8TB |
Snowball | 80TB |
Snowmobile | 100PB |
その他、Snowball edge strage optimizedはデータ移行とエッジコンピューティングを実現し80TBまで対応可能。一方で、Snowball edge Compute optimizedは切断された環境での高度な機械学習分析などに活用でき、40TBまで利用可能。
ハイブリットサービス
オンプレとAWSの両方を使用する場合に利用できるサービス。
Storage Gateway
オンプレのデータセンターからAWS上のS3などのクラウドストレージへの入り口となるサービス。
アプリをオンプレで運用しつつ、データはAWS上で使用・保管する場合に、オンプレで発生したデータをクラウド上に転送できる。アプリケーションはオンプレミスで運用を継続しつつ、データはAWSの他のサービスで利用したい場合に利用。
例)オンプレでのアプリ運用を継続しつつ、データをS3に保存してデータ分析を行ったり、バックアップ先として利用したりすることが可能。
標準プロトコルとしてNFS、SMB、iSCSIが提供されているので、アプリ側との連携もしやすい。
Transfer Family
FTPクライアントからS3やEFSを使用できるサービス。オンプレで利用していたFTPサーバーをS3に移行する場合に利用する。
Elastic Disaster Recovery(EDR)
オンプレに災害があった際に、AWSでサーバ復旧することができるサービス。
その他のサービス一覧
〇コスト管理編
〇モニタリング・管理編
〇運用・デプロイ編
〇人工知能・機械学習・ビジネス・分析編
まとめと参考文献
以上、ざっくり一覧整理でした。
内容は逐次更新かけていきたいと思います。
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